投稿日記No.005・・・「並行輸入ZAR115・・Alfa Romeo Spider Sr.3」キャブレター調整

投稿日記No.005・・・「並行輸入ZAR115・・Alfa Spider」キャブレターを取り付け

“エンジンのバラツキとアイドリング時高回転” のうち、アイドル時不調はチョークケーブルの作動不良を疑う(チョークケーブルレバーの軸受欠損)。更にキャブ2基の比較で、3・4番用のキャブ右上に有るチョークケーブルの作動を補助する金具とバネが、1・2番用のキャブには取り付けが無いので、同様部品を自作し同様バネとで取り付ける。ケーブルは以前より滑らかな作動で不調は改善(ケーブル部分への潤滑材スプレーも実施)。

f:id:kokidemoalfa:20180911170204p:plain f:id:kokidemoalfa:20180911170229p:plain

f:id:kokidemoalfa:20180911170322p:plain f:id:kokidemoalfa:20180911170354p:plain

 

マウントは新規交換済で、2次吸気やエアー漏れの心配が無くなり、エンジンのバラツキはスロットルの調整で4気筒の同調確保で改善するだろうの目論見。調整にはキャブバランサーを用い、エンジンの負圧を利用しフロートの上下動を目盛りで合わせ、同調確保は容易と浅い知識の我ここも楽観。調整と言いながらも、我はスクリュウの開け閉めしかできない。

f:id:kokidemoalfa:20180911170502p:plain f:id:kokidemoalfa:20180911170536p:plain

 

スロットルバルブをアイドリングに適した開度に固定しようと、アイドリングアジャスタースクリューを締めこんだり、緩めたりを繰り返すも、何故か2番のみバランスがとれず、時々パーンと不発音が混ざる。少しも容易ではなく楽観どころでもない。  

f:id:kokidemoalfa:20180911170624p:plain f:id:kokidemoalfa:20180911170706p:plain

 

エンジンの吹き上がりをみようとレーシングでは、回転の落ちがゆっくりでスムーズ且つ機敏な動きが伴わない。ここでも素人は奥の深さを教えられ、安易な思いを猛省。

調整は続き「発進で息つき」とか「走るがトルクなし」など、開け閉めを繰り返すうち2番の不発は目立たなくなる。

f:id:kokidemoalfa:20180911170748p:plain f:id:kokidemoalfa:20180911170813p:plain

 

現時点は保安基準に適合する車検整備が目的で、キャブのオーバーホールや新規交換等の深入りは次段階の考えでいる。