予報は猛暑。夏場と雨天にめっぽう弱い自車と我。午前中の移動だけならで、三角窓修理の件で世田谷の匠店に向かう。ところが、環八大渋滞と猛暑が原因で、目的地5キロ前で恐れていた水温計赤ランプ点灯(メーター読み105~110度)。
環八での駐車は困難で、左折できる道路までノロノロ・ドキドキ。赤ランプ消灯を願う渋滞のない道路選択で赤「点灯」から「点滅」に変化も、停車できる道路を求め右折直進左折Uターンで片側4車線のR20で停車。(安全で速やかな停車までに多くの時間を要す)
水温計赤点灯もアイドリング状態でボンネットを開け、ファンの作動・クーラント量、漏れ異常なし確認も水温下がらない。水温下降望めずダメージ避けるエンジンオフで、自然通風に頼る20分のクールダウン。今回症状は水温計のH振り切りでなく、冷却システムダウンでもない「オーバーヒートに気を付けて!」の段階と自己判断。
旧車のオーバーヒートに関心も、症状実体験に至る己の未熟に沈み込む。オーバーヒート関連の世の公開情報を整理記述し、己を引き締める。
オーバーヒートを防ぎ 車へのダメージを防ぐ 症状の初期・中期・末期等を自習。
1.症状の初期
①「スピード上昇がいつもと違う」②「エンジン回転が不安定」③「アクセルONで異音」④「冷却水漏れの甘い匂い」
2.症状の中期
①「水温計の振切り」②「アイドリングで止まる」③「エンジンルームから水蒸気」
3.症状の末期(部品の故障、焼きつき)
①「焼け焦げた匂い」②「水不足で水温計ダウン」③「エンジンから異音」④「始動しない」⑤「ボンネットから発煙」
4.それ以外
①「エンジンオイル劣化で摩擦や焼きつき」②「サビの発生などでエンジン冷却に異常」
上記学習で、自車の症状は1.~4.項に当てはまらず胸をなでおろす。
オーバーヒートの予防対策は、LANCIA THEMA V6 1990年式で実施の経験がある。渋滞環境下での走行が多く、日ごろからハラハラ・ドキドキは体に異常と、ボンネットにスバルインプレッサのエアインテーク取付ける。目に見える効果感じず 思い付きはダメ!を実感。
効果を求める第二弾は、ラジエター前にファンを増設し、手動スイッチでのON・OFFで水温管理。エアインテークより良い効果の思い。
Spider Sr.3へ己ができる予防対策あるか?で 赤ランプ点灯の「発生原因」「発生の何故」「対処法」「症状改善」を探る。
1.点灯原因? 下記①~④のごとく機器・装置に異常は認められない。
①「循環系統ホース類交換済」②「周辺状況からウォーターポンプ故障考えにくい」③「電動ファンは常時回転」④「適温維持サーモスタットの故障? 猛暑時以外は温度上昇なし」
2.点灯の何故? 下記①②のごとく機器・装置の異常なしも高温で??
①「冷却水循環で一定温度以上にならぬはず!」も高温?②「冷却水及び装置に異常なし」も高温?
3.対処法の確認 下記①の他に対処法を知らない
①「暖房全開で水温上昇が抑えられる」話で実施するも、赤ランプ点滅・点灯で効果は不明。
4.症状改善策? 己の余力無しが起因で、我が旧車は夏場を走らない!が対応策
①対策項目を書き出すと、「冷却水の補充」「ラジエターの交換」「ラジエーターホースの交換」「ラジエター部品の交換」「ウォーターポンプの交換」「サーモスタットの交換」「冷却用電動ファンの交換」「エンジンオイルの交換」になる。
愛車は、渋滞路を避ける大回りで水温計の赤ランプ点灯なく帰還。己は汗びっしょり。