エンジンスタート不具合(スターターモーター回るもフライホイールリングギアとの噛み込み不調?)の点検整備は、投稿日記No.31で修理の方向性を決定した通りで完成。
1.スターターモーター交換と付随の整備
①スターターモーター交換理由はワンウエイクラッチの弱り・シャフトの微妙なガタ
②フライホイールリングギアは、ギア表面に摩耗を認めるも減りとかの損傷なく交換不要の診断。(ミッションを降ろす作業が無くなり小さくガッツポーズ)
③スターターモーター交換するも「回転不足の症状がしばしば発生」で、対策として「スターター用ケーブルとアースケーブルを極太線に交換」
④ソレノイド電源にリレー回路を増設
⑤交換したスターターモーターは高トルク・軽量モーター
⑥ミッション・シフトレバー ブーツ(インナーとアウター)交換
2.ストックパーツ
①フライホイールリングギア(部品手配も未交換)
②クラッチオーバーホールセット(部品手配も未交換)
3.メーターユニット不具合修理
不具合症状は「メーターパネル内バックライトが上段以外は不点灯」と「タコメーター表示が“始動時チョークを引いて500rpm”“50km/H走行時5速700rpm・4速900rpm”」で指針が高回転域に達しない。
メーターユニット修理一式
①メーター専門店でのオーバーホールで「照明球交換」と「コンデンサー交換」実施
②バックライトの不点灯原因は、メーター側カプラー補助プラスティック欠損の診断
③修理後取付けもバックライト不点灯で再点検
④原因は本体側とメーター側のカプラー2段目が接触不良の診断
⑤対策はメーター裏の照明端子に直接新線を増設し改善。
バックライト点灯はトンネル内で視認。タコメーターはコンデンサー交換で、アイドリング時1100rpm(回転数高過ぎ?の印象もエンジン音は従来通り)もメーター屋さんにての標準設定とのことで納得。走行時も2000rpmとかを現認し、シフトダウン時の高回転域への指針跳ね上がりも確認。
匠からエンジン・足回りとも改善済で「始動・走行に関す整備箇所は無い」のお話に微笑む。走行の不安減少も「昭和」の車で「平成」を乗り越え「令和」も楽しむため、エンジン バルブタイミング・LSD・ウエザーストリップ劣化・雨漏れ等種々への気配りは忘れない。ラジエター上部からの不凍液滲み確認済もオーバーフローホースより上部だし・・・でまだ先だと黙認。