投稿日記No.99・・「並行輸入ZAR115・・Alfa Romeo Spider Sr.3」Voltメーター値の表示不安定原因究明の取っ掛かり

走行開始時のメーターパネル内Vメーター表示は12.5V辺り。走行開始から約1時間後の走行中Vメーター表示が12V以下になる。信号停止のアイドリング時は12Vに戻る。この12V以下表示症状は以前から続いている。テスター計測で、エンジン回転を上げた時に13V以上になることは確認している。メーターがおかしいのかなー・・のウヤムヤ。我では原因究明不可も、整備依頼時の状況説明用にの思いでメーカー名称「バッテリーモニター」を取付け、メーターパネル内Vメーターとデジタル表示値とテスター値の比較を実施。

 

メーターパネルの不具合の経過は、2020.10.9にNo.72で投稿済みも再度大まかな整備等経緯記録を書き出す。

 

主な整備等経緯

2018.1.17 111748㎞・納車(車検付き)

2018.1.18~2.24 111818㎞・不具合箇所整備と継続車検(約1カ月)

2018.3.18 111847㎞・オルタネーター交換

エンジン始動後のチャージランプ赤点灯(12V表示)。走行中にはチャージランプは消灯する。信号停車でもチャージランプ赤点灯は無い。しかしながら、旧車の購入であり突然のチャージ不足発生を恐れオルタネーターを予防交換。

取外したオルタはBOSHE製(1 197 311 028・EL 14V 4C)。意外に新しく以前に交換済みか・・。

新規のオルタはUSAリビルト品(1 197 311 005・EL 14V 4C)(¥42,000)。電源制御用のVoltage regulator brush carrierにBOSCH社のシンボルマークを確認しOEM品かも・・。電源安定装置であるRegulator connectorにはロゴマークの刻印が無かった。

 

オルタ交換後エンジンスタート。始動と同時にバッテリーマークが赤点灯するので何で・・? アクセルを踏み込むと、赤点灯が消えて13V表示の安堵。

その後も毎回この状態で、始動後ひと踏みのレーシングはルーティンとなる。

交換した旧オルタは壊れていない?ので、ストックパーツになる。

2018.5.9~6.7 112359㎞・エンジン調整、4輪ブレーキキャリパー交換、サスペンション一式O/H(約1カ月)

2018.9.19 113170㎞・ボルトメーター表示が11Vで変動しなくなる

機械式燃料ポンプのためか、燃料が届くまでのセル回しは大概7~8秒。

エンジンは必ず始動するのでこれもルーティン。

走行開始、警告灯の点灯無いがVメーターは11Vで変動しない。1km走行しても11V表示継続のため走行断念の帰宅。リビルトオルタのチャージ不良?交換後1200km走行程度で故障?の不安。テスターでバッテリー電圧計測し12V超を確認。再始動でVメーターは12.5Vに復帰。メーター表示11Vの原因不明も、チャージ不足では無いと判断しジャンプスターター持参で再出発。故障の発生はなく、旧車のメーター異常かな・・の思いも放置。

219.3.12~3.30 113791㎞・メーターユニット修理(O/Hコンデンサー交換、照明接触不良、照明球交換等)・スターターモーター交換・タコメーターの回転上昇悪くソレノイドバルブ電源にリレー回路増設、アースケーブルを極太線に交換

2020.2.3 115184㎞・継続車検

2020.6.15 115693㎞・走行中Vメーター11.5V表示・テスター計測では13.7Vを確認(メーターユニットO/Hしているのになー・・なぜ不安定?)

2020.7.31 115762㎞・Vメーター12.5V表示。SPEED/ODO/TRIPメーターの不動発生・タコメーターも動きが悪い

2020.10.6~10.30 115762㎞表示・日本計器サービスへSPEED/ODO/TRIPメーター不動修理で持ち込み・「メーターに異常なし」「車側のセンサー異常なのでは?」で清掃整備のみ・タコメーターの作動確認も「正常作動」の返答

 

2020.11.3 メーターを取付けテスト走行もSPEED/ODO/TRIP作動せず

2020.11.20~30 115762㎞表示・SPEED/ODO/TRIPの作動復活依頼で入庫・スピードメーターケーブルは2018.6月に交換済み(交換後3400㎞走行)・不動原因は「ケーブル接合部のガタ」が発見され修理復活

2021.3.9  116118㎞・タコメーター作動不安定(走行初期は不動も後に作動)

2022.2.8 117321㎞・継続車検

2022.11.15 118503㎞・タコメーター作動不安定は症状悪化か、出発から帰宅迄動かない日が多くなる。動いたり動かなかったりだから、メーターの不具合よりも何処かの接触不良であればいいのだが・・・。

 

走行中のメーターパネル内Vメーターは12Vだったり、12V以下になったりの症状は継続している。メーターパネルは、O/H含め専門業者の整備点検を受けるも、我が気にしている症状の改善に至っていない。

「メーターパネル内Volt値」と「テスター計測値」の差異・・どちらが正確?で、Vメーター値がデジタル表示される「Car Battery Monitor」なるものを入手。これを取り付け、Vメーターと比較する走行テストを実施することに。


始動前時のVolt値比較:メーターパネル内Vメーターは12V・Battery Monitorを既設ソケットに取付けた表示値は11Vにエッ・・。テスター計測値は12.55V。

 

 

Battery Monitorが最低値なのは電圧降下?で、バッテリー直取り出しに変更。テスター計測値12.91V・Battery Monitor値12.9Vの同数値を確認し安堵。

 

 

直取り出しの、バッテリー~車室内ソケト間の配線・直取り出しのためスイッチ取付けの準備・バッテリーへの接続・Battery Monitorとスイッチ設置形態。

 

  

 

始動時のVolt値比較:メーターパネル内は12.5V・Battery Monitor表示は13.9V・ テスター計測値は13.86Vを確認。

 

 

走行時のVolt値比較:メーターパネル内は11.5V・Battery Monitor表示は13.5Vを確認し、オルタネーターに異常なしの思いが強くなる。(メーターパネル内Vメーター値は信頼できない・・・の思い)

 

 

渋滞時の冷却水温度上昇にも悩みがある。メーターパネル内の水温計は100℃辺りを示す。ラジエター、ウォーターポンプ等の要整備認識も、後付けの水温計を取付けセンサーでアッパーホース当たりの正確な温度も知りたい・・。