投稿日記No.91・・「並行輸入ZAR115・・Alfa Romeo Spider Sr.3」純正エアクリーナーをファンネルに交換

シフトダウン時のレーシングで、回転の上昇が鈍いことに不満を持っていた。キャブのオーバーホール後も上記の状態継続。走行形態は単なる街中走行も、アクセル踏み込みと同時にヒィユーンとタコメーターが反応してくれることに憧れている。

初度登録1987年1962ccのキャブレター式(Italy製Solex)5速MT搭載車は、ヨーロッパ仕様のオリジナルモデルらしく多分シリーズ3か? 我、詳しくは知らない。

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当初エンジンのバラツキが酷く、調べでキャブ取付けマウント部から余分な2次吸気防止対策なのかしら粘土状物体での覆いを現認。バラツキ原因はマウント接続面からだ!の疑いでマウントを新規交換している。余分な2次吸気が断たれ、エンジンのバラツキはパイロットスクリュー?の調整で4気筒の同調確保改善だ!の目論見。

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エンジンの吹けは?でレーシングも、回転上昇下降にスムーズ且つ機敏な動きが伴わない。1気筒ずつ調整の前に、スロットル開度を合わせバキュームゲージで負圧の同調を取ったり、パイロットスクリューの調整で「発進での息つき」とか「走るがトルクないかも」など、不調だった2番の不発も目立たなくなる。当該時点では保安基準適合の車検整備が目的で、キャブのオーバーホールは次段階。

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ある程度のセッティングでエンジンの調子上がるも、振動についての考慮は希薄の思い。マウントのオリジナルは2番と3番がダブルも、購入したマウントは各々シングルなのだ!材質も鉄からアルミに変化。素人ながらも、強剛性がいいのか?柔軟性がいいのか?など疑問をもち、シングルでは2基のキャブの同調に影響か?の思い。

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エンジンブロックからファンネルまでは支えがなく距離の長い片持ち梁状態。キャブそれぞれは、エンジン振動で上下左右に小刻みな震えでマウント取り付け部への影響は発生する。ファンネルとキャブ間に同調板を入れ、個々の一体化必須の思い。純正のエアクリーナーを支えていたステーは、用無し状態でファンネル間に置き去り状態。

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形態改善と、NETで同調板探すも入手ならずファンネルからプレナムチャンバー・エアクリーナー方式のオリジナルに戻した。プレナムチャンバーで、キャブの1番から4番までが一体になり同調形態に。プレナムチャンバーは車両本体からのステーでも固定され両端支持の形態になった。エンジン始動で、心なしか振動が減り同調効果現認。当該時点では、キャブレターのオーバーホールは実施済み。

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その間も、冒頭で記述の「シフトダウン時のレーシングで、回転の上昇が鈍いことに不満」を引きずっている。もう少し多くエアーを取り込めないかなーで、弁当箱形状のエアクリに興味。ブローバイガス配管も、エアクリに取り付けができるし最適かもの思い。ファンネルもエアクリ内に収め、その音をも楽しみたい・・・。

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エアクリ弁当箱型の収納スペース確認。確認は、段ボールで弁当箱サイズを再現し実施。ファンネル収納の為、弁当箱は4㎝厚でなく8㎝厚が希望。取付け検討するも、当該車はタイヤハウスのエンジン内への張り出しが干渉し取付け不可の結論。ファンネルでの音が楽しめないため弁当箱型は断念。

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仕方なく、ファンネルで同調板形態確保の検討を行い写真の状態にした。同調板の代わりほどではないが、アルミのアングルで横手方向を一体化し、車両本体からのステーにもアルミのアングルを固定させる両端支持の形態を確保した。

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一昨日、約70kmの走行で「エンジンの吹けに変化」「レーシングでも変化」「回転上昇下降もスムーズ且つ多少機敏な動き」を実感。改善効果が得られた の思いでいる。