購入当初から助手席の背もたれが動かず、背後へのアクセスは運転席側から行っていた。
助手席側は、何故動かぬかの原因は調査済み。座面後部の鉄棒から背もたれに取付くフックを手で外し、レバーで連動する連絡棒が外れているのが原因を確認している。
Workshop Manualで確認の、赤矢印部[Seat back release lever]と赤丸部[Seat back adjustment device] が該当。
レバーで連動する連絡棒さえ、取付け直せば原型復旧は容易とセットするも、レバーを可動させると直ぐに外れてしまうためシートを取外し復旧することに・・。
シート取外しは4本の六角穴付きボルトを外すだけで容易のハズも、異常に硬い締込みの1か所に苦戦。苦戦理由は、細目のねじピッチ箇所に並目ピッチのボルト取付けの為。
六角穴付きボルト細目を求め、ホームセンター巡りも同等品販売がなく入手不可。
並目ピッチのボルトがねじ込まれた箇所のみ、タップでさらい並目ボルト仕様に・・。
レバーで連動する連絡棒を取付け作動確認も、鉄棒受止め箇所両側間と鉄棒長さが小差で引っ掛かりが少なく直ぐに外れるため、鉄棒両はじにテープを巻付け左右の移動を抑えた。
シートを取付け、背もたれの可動を確認し作業完了。
同じ径のネジでピッチが異なる「並目」と「細目」知りながらも、容易な入手が不可で・・。思うに「細目」は弛みにくい・破断に強いで「並目」を上回る?・・から?・・。シートの固定・内装トリムの取付けも「細目」・・ブツブツ。いやいや欧州仕様の先人の旧車に、後から参入で流通の多い仕様を望む 身勝手さ!反省。