投稿日記No.011・・「並行輸入ZAR115 Alfa Romeo Spider Sr.3」チョークケーブルレバーの修理

我のキャブ車始動ルーティンは、イグニッションキーを差し込み「通電」「チョーク」を引いて、アクセルペダルに触れず「時間を置いて」「キーを回す」。エンジンの安定に努めながら「チョークケーブルレバー」を徐々に戻す。ストールを避ける暖気が必要で、始動と同時の走出しはできない。

 

初期始動時に操作する「チョークケーブルレバー」は、支点となる取付け部片側が破損しており、支点の軸であるピンも欠損している。

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部品交換すれば復活の楽観も、「国内も本国も在庫なし」が部品屋さんの回答。海外のパーツカタログにチョークケーブルレバーを見出し喜ぶも生産終了の表示。

f:id:kokidemoalfa:20181017115857p:plain “CHOKE CABLE LEVER SPIDER(87-93) Item No.1002430 生産終了”

 

エンジン始動時レバーに毎回両手を添える操作は受入れがたく、両手操作からの解放を目指しレバーをアルミ板で覆う対策。寸法計測で型紙を作り形状をアルミ板に写し取る。山折谷折り加工の容易さからアルミ板は0.5㎜厚。欠損している軸受部はアルミ板に軸が通る孔明。軸受ピン部は銅線を通し縛り付けるだけの「作動確保」で作業終了も、端部で指の引っ掛かりが気になりアルミテープの覆いを追加。

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オリジナルを覆うアルミ板を「綺麗に」「ピタリ」は我には困難で、見栄え悪くも片手操作OKで思いを満たす。