21周年目のミッレ・ミリアは東北コース復活で、19~22日の4日間の内 最終日を見学しようと日本橋へ。通過ポイント「日本橋三越ライオン口」到着予定の1時間前から撮影ポイント探し。撮影場所の下見中、先導の近代車ポルシェ911が現れ1枚目をパチリ。チェックポイントのライオン口前は混雑が予想され、日本橋の手前で撮影することにした。
一番古いエントリー車は94年前の1924年式BUGATTI T22 BRESCIA。新しい方では53年前の1965年式MASERATI MISTRAL SPYDER。残念ながら1924年式BUGATTI T22 BRESCIAは途中リタイアのようで撮影できず。BUGATTIは10車も出場があり、写真の1927年式T38と1928年式T40が撮影できた。新しい方のエントリー車1965年式MASERATI MISTRAL SPYDERはチェックポイントのライオン口前で撮影できた。
撮影位置はチェックポイントからの渋滞で、幸いにもVintage Carのエンジン音が楽しめた。渋滞による水温上昇なのか、ゼッケンNo.37車1948年式CISITALIA 202はCo-Driverがウチワでエンジンルームを仰ぐ光景をみせてくれ、31年前の自車ALFA ROMEO SPIDER Euro仕様での渋滞に苦慮する味わいが思い浮かばれニヤリと微笑む。
参加条件は厳しく1919~1967年製造車でオリジナルのみ、4日で1400km走行だから機関など車の程度は極上で、時間と費用を惜しまず仕上げられたクラシック・カーにくぎ付け。No.72堺正章氏のしびれるMASERATI A6 GCSは7台目に到着。成績表からリタイアは20台で、パリダカの篠塚健次郎氏の1949年式HEALEY SILVERSTONEは捉えられず。
次は迫力の1936年式LAGONDA LG45 TYPE T7 RAPIDE 4467ccと小粒でキラリの1951年式GIAUR TARASCHI 750 SPORT 730ccのバックシャンなアングルをパチリ。
JAGUAR・TRIUMPH・MG・FIAT等々多数の車種の中から、PORSCHE 356を取り上げる。素晴らしい仕上げの1951年式356 PRE A、1957年式356A 1600のバックシャン、1961年式356B SUPER90 KARMAN BODY、外国ナンバーの1961年式356A 1600S COUPE、またも外国ナンバーの1958年式356A 1600S SPEEDSTERたちである。チェックポイントでは外国ナンバー2車種1956年式550A SPYDER、1955年式356 1500 SPEEDSTERをとらえる。
好きなALFA ROMEOは、エントリー10車中9車の撮影が出来た。全車完走で撮影に無い1車は自身の移動中に通過した模様。まずは、赤の似合う4車を取り上げる。1959年式GIULIETTA SPRINT VELOCE、1957年式GIULIETTA SPIDER、1961年式GIULIETTA SPIDER、1959年式GIULIETTA SPRINT VELOCEで全て赤・全てGIULIETTAである。次に古い年式車と青色1車は1929年式6C 1750 SUPER SPORTと1957年式GIULIETTA SV ZAGATOである。
国産車では1968年式TOYOTA 2000GTが撮影できた。厳しい参加条件では1919~1967年製造車でオリジナルとあるが、1968年式も参加が許される主催者の寛大さに、実走行が見られた我 感謝!
最終到着はこれまた素晴らしい仕上げの1957年式MGAで、日本橋三越ライオン口前でのセレモニーは終了。チェックポイントでご活躍の皆様にご協力頂き最後の1枚をパチリ。
撮影できた車は83台にのぼり、計330枚のショットを振返り楽しむ毎日を満喫している。セレブな集い見学後の我、十分にある時間で近隣ドライブと雨漏れ対策に傾倒の日々を楽しむ。