投稿日記No.71・・「並行輸入ZAR115・・Alfa Romeo Spider Sr.3」車室内前部の床下腐食部の補修

前回投稿「滴下浸水防止対策」で、強雨は無かったものの滴下は止まっている。

今回投稿は既に終了している作業。本来浸水防止完結後に行う作業なのかもも、排水措置を施しておけば滞水しないの思いで補修を済ませている。

補修は雨水滴下のある運転席側で、マットを取外しFLOOR TRIMを裏返す。

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FLOOR TRIM裏はゴム引きで、浸水はなかろうの思いに反し一部に滞水発見。浸水は何故?でFLOOR TRIMを調べる。FLOOR TRIMに後から施した開孔があり、ここからTRIM下へ浸水した模様。開孔が何故施されたか不明も、我にては、当該開孔は塞ぐ判断で樹脂系シリコンシーラントを充填している。

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床面の鉄板上は3、4ミリ厚のベークライトふうの物が施されていた。鉄板との密着部分は広範囲も、クラック発生箇所多数も確認している。前部左側床面は、パテ状の物が塗り付けられていた。車室外の下から覗くと、開孔を塞さいでいるようにも思える。WORKSHOP MANUALで確認すると、同位置に〇状の印がある。当該箇所は水抜き?で、ゴム等の蓋があったのかなー・・・。

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パテ状部分を取り除き大きな開孔を確認する。当該箇所以外に腐食はないか?でベークライト状の物を除去し、新たな開孔発見で困惑も、それ以降は鉄板に腐食の広がりがなく安堵。

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腐食開口部の復旧で、ワイヤーブラシ等用いるが隅々までの錆除去は不可能なため、化学反応でブレーキダストを強力洗浄と謳う商品で錆取り?を施す。

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パーツクリーナーで洗浄後、油性錆止めを施しラッカースプレイ塗布。

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開口部を塞ぐため、網戸を敷き詰めた上に金具のステーを設置し、樹脂系シリコンシーラントを塗り込む。小さい開口部箇所には水抜き用として、シリコンシーラントのノズルを設置。

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樹脂系シリコンシーラントの乾燥を待って室内作業終了。前面左側の茶色?部分は、遮音ないし断熱材の端部で、当該部分に錆が無いことを確認している。

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車室外下部の樹脂系シリコンシーラント塗りたくり施工前と施工後を示す。白いノズルは室内からの排水用ノズル。

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