投稿日記No.027・・「並行輸入ZAR115・・Alfa Romeo Spider Sr.3」走行中突然のガソリンメーター表示ゼロ

アキレス腱断裂で冬眠中の我、写真整理を基に過去案件“走行中突然のガソリンメーター表示ゼロ”を投稿。

 

出先からの帰路、突然燃料メーターが左に戻る事象発生。帰宅後、ヒューズ切れであってくれの願いでボンネット開閉レバー脇の黒いビニールの覆い(純正プロテクトカバーの代わり)を外し、ヒューズボックスの確認へ。 

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WORKSHOP MANUALのELECTRICAL SYSTEM項FUEL SUPPLY頁の絵(配線図)を見て、該当ヒューズは8番かもで確認するも「正常(切れ無し)」。

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原因が「ヒューズ切れ」でなく 我の対応出来る範囲狭まるも、配線経路の調査はできるかもで ガソリンタンクからの配線を調べる。

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トランク内の燃料タンクに至る配線を知ろうと、WORKSHOP MANUALのFUEL SYSTEM項の絵を探す。FUEL TANKに関する部分に、electrical connectionsのsecondary pump and fuel level sensorなる記述を見出す。旧車ではアース不良や接触不良など、配線に関するトラブルをよく耳にすることからsecondary pump and fuel level sensorのコネクタ部を調べる。コネクタを外すと接触部は白い粉状の付着がみられ、接続もユルユルな状態を確認する。

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原因は接触不良かも?で「ゆるみのあるコネクタ」を新規交換し本体側の白い粉も除去する。スイッチオンで燃料メーターが作動し復活する。

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配線コネクタの接触不良が原因だったようで、我にも出来る容易な補修で完治し出費ゼロ。整備屋さんへの依頼になる「タンク内のフロート等部品の故障」「燃料計本体の故障」でなく胸をなでおろす。