頻繁に発生するブレーキ鳴きをパッド研磨で対応も、直ぐに再発するので匠店に相談。匠曰く「アルファのブレーキは構造上鳴かないはず」のお話を頂戴し点検の予約。
結果キャリパー取付けが左右上下反対の診断、そんなことあるー?と驚く。保安最重要部であり即刻整備を依頼。ブレーキキャリパー内部の作動不良感じずも10万kmオーバーであり、オーバーホールとパッド交換は要す思い。キャリパーの正規な取付けと、オーバーホールによる経年劣化のゴム製パーツ(シールとダストブーツ)交換で復活の目論見。診断結果は分解困難でキャリパー本体の交換が必要の判定。
キャリパーは、匠による手配で海外からリビルト品入手。ブレーキパイプはステンレスメッシュ品であり交換不要の思いも“外見からは分からない内部状態を考慮し交換が望ましい“のアドバイス。パイプ内はブレーキフルードであり詰りは無いはずの思いも、保安優先から取換えに決定。ブレーキパイプは圧力膨張を受けないとされるステンメッシュ再度採用一考も、外見からクラックや膨らみ等損傷の確認ができるノーマル仕様に戻す決定。
キャリパーオーバーホールは何故困難?を理解すべく外観観察。キャリパーは水・油・熱衝撃等を受け塗装は一切なく腐食を感じる。ボルトの固着も酷く外せそうになく分解不可能に納得。再生にはサンドブラスト・耐熱塗装も要し、オーバーホールよりリビルト品での復活が最善策。
最重要保安部品であるブレーキキャリパーとパッド及びブレーキパイプというかホースの交換完了で、安全安心が増しての走行確保となり、最近小田原箱根道路でのブレーキングと2速3速多用を楽しむ。