発進での息つきは調整で改善も「キャブが行う燃料と空気の混合」は正常に機能しているか?の疑念。「マウントとガスケット交換」で、キャブ・インマニ・エンジン間は余分なエアーの吸込みが無いのに今一満足でない。懐事情で避けてきたキャブの「オーバーホール」か「交換」を、気持ちの満足を得るため実施すべきかなの思い。
「ほとんどCOは出ていないよ!」と聞いていたが、かわりにHCは基準超え?かも。ガソリン臭さは当初より減ったがまだ少し。少しでも未燃ガスが出ているのは不完全燃焼。
調整と異なるキャブ経路の汚れやジェットの確認は、我にとっては匠の技能と技術が必要で匠店訪問。① 2番シリンダーからのパンという不発が時々ある。不発音は「キャブ側の吹き返し?」「マフラー側のアフターファイヤー?」② レーシングでのタコメーターの戻りが遅いのは「燃焼室内のスス堆積?」が火種で「キャブがエンジン作動と勘違い」し「回転が収まらない?」等症状と疑問を伝え改善を依頼。
キャブメンテ打合わせで匠は「オーバーホール」推奨。外国からの新品WEBER購入案も、初期物と異なる対策品とのことで、オリジナルSOLEXのオーバーホールに決定。
オーバーホールでは本体洗浄・ジェットやニードル他清掃・各ガスケット交換・ダイヤフラム交換・メインジェット交換がなされた。
「SOLEX」はフランスメーカーだが、我のEuro仕様は「Made in ItalyのSOLEX(技術提携?)」で排ガス規制前の機種。排気対策からメーカーが撤退しており、部品入手に不安も旧車の匠は難なくクリアー。
オーバーホールでレーシングでの回転落ちの悪さが改善し、2つのSOLEXにある4つのスロットルが同じ作動してないかもの疑念がはれる。ネットで見る素晴らしい車のタコメーターの機敏な動きにはまるで及ばないも、旧車ではこんなものなのかもの納得。